ソーシャルゲーム市場に参入したNTTドコモ その狙いはどこにあ

 ソーシャルゲーム市場に参入したNTTドコモ <9437> その狙いはどこにあるのだろうか他にも「LINE」をプラットフォームへと進化させたNHN Japanなど、ソーシャルゲーム市場に新たな勢力の動きが活発化する背景を探ってみた

 12月13日に提供を開始したNTTドコモの「dゲーム」ついにプラットフォーマーとしてこの市場に進出したキャリア側の参戦ということもあり、グリー <3632> や「モバゲー」のDeNA <2432> という売上上位の2社も警戒を強めると思われる中、NTTドコモはプラットフォームの提供について、「dマーケット」の拡充を強調した形で発表をしていた「dゲーム」では当初、バンダイナムコゲームスやコナミデジタルエンタテインメイントの大手からD2Cと言った2000年誕生の新しいコンテンツホルダーなどから11タイトル(12月下旬にはさらに4タイトルがリリース予定)が提供されるドコモユーザーだけではなく、他キャリアの利用も可能というオープンな体制を取っており、手軽さが好評ではあるものの、そこには同社の苦しい状況も見え隠れする

 「iPhone」がソフトバンク <9984> 、au(KDDI) <9433> の2社から販売され、その圧倒的だったユーザー数も永遠とは言えない状況になってきているNTTドコモ通話料などの料金体系も、激しいライバルからの追い上げに、苦しさを覗かせている中で、次なる売上げとして同社が目を付けたのがプラットフォームとしてのポジションだ中でもソーシャルゲームの売上は、大きく業績を伸ばしている大手のプラットフォーマーを見れば、魅力を感じるのは当然と言える「コンプガチャ」問題で社会の厳しい目に晒されているこの時期に、敢えて参入する覚悟は立派だが、健全化対策でよほど世間が納得をしなければ、例えドコモと言え、槍玉に挙げられる可能性は否定できない

 また、一方では、スタンプなどを取り入れ、手軽なコミュニケーションを楽しめる「LINE」を今年大ヒットさせたNHN Japanもソーシャルゲーム市場に巧みにアプローチを開始しているトーク(チャット)をメール的な感覚で使用することから、SNSとは明らかに性質が違うものとなっているだから、プラットフォーマー化を進めているものの、タイムライン機能を積極的に使用するユーザーはごくわずかであり、ソーシャルゲームも疑問視をする声が多かっただが、「LINE POP」というパズルゲームはリアルな友だちとゲームを共有し競うことができることから、ダウンロード数を伸ばしているこの手軽さがソーシャルゲーム市場において、後発でも戦えるということを同社は証明したそして何と言っても「LINE」ユーザーは国内で3,600万人、世界で8,000万人というユーザーを持っており、この部分は他のプラットフォーマーにとっては驚異であることは間違いない

 ソーシャルゲームで売上を伸ばしてきたDeNAやグリーが「LINE」の成功で、今度はインスタントメッセンジャーの市場に乗り込むという動きも活発になり、お互いの得意分野の市場が大荒れになっても、“今動く”という流れは止まらないプラットフォーマーは“ゲーム”“インスタントメッセンジャー”など様々なジャンルを全て勝ち取らなければ、動くことをやめることはなさそうだ今年4月に1stフル・アルバム『MY FIRST STORY』でデビュー、同作がオリコンウィークリーチャート初登場26位の快挙を成し遂げた話題の新星、MY FIRST STORY彼らが早くも2ndフル・アルバム『THE STORY IS MY LIFE』をリリース! 2013年2月6日(水)の発売が決定しています

 今年6月に開催された初の自主企画イベント〈HIGHEST LIFE PARTY VOL.1〉も瞬く間にソールドアウト、ビッグ・フェスティヴァルにも多数出演し、その名を知らしめることとなったMY FIRST STORYさらなる飛躍を遂げた姿に期待です!

 また2013年1月3日(木)には、東京・渋谷 O-EASTにて自主企画イベント第2弾〈HIGHEST LIFE PARTY SECOND CONTACT〉を開催! AIR SWELL、BiS、BLUE ENCOUNTという個性豊かな面々との共演が控えています

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